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傍聴人への手話通訳、裁判所負担で配置へ

傍聴人への手話通訳、裁判所負担で配置へ

2024年6月17日

7月3日に開催される、最高裁大法廷による判決に合わせ、最高裁判所は聴覚に障害がある人も傍聴することが予想されるとして、手話通訳者を法廷に配置することを決めました。全国の裁判所で初めての取り組みとみられます。

今回の判決で最高裁は、内容を広く説明すべきだとして傍聴する人向けの手話通訳者を公費負担で置くことを決めました。


最高裁によりますと、こうした取り組みは全国の裁判所で初めてとみられ、原告の弁護団や当会などの支援者たちはこれまで、障害者が傍聴しやすい環境整備について繰り返し要望していました。


最高裁はまた、全国の裁判所に対して「同じような事情がある裁判では公費負担で手話通訳者を置くことも選択肢の1つとして考えられる」などと周知したということです。


7月3日の判決では、 旧優生保護法を憲法違反と認めるかどうか 賠償を求めることができる「除斥期間」についてどのように判断するのか が焦点となります。

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